■2005年度

Survivart βver.007｜July. 26 (tue) 2005 @ SCAI THE BATHHOUSE
｜概要｜プログラム｜レポート｜

■サバイバートカンバース File.007
ゲスト：白石正美（白石コンテンポラリーアート　代表）
日　時：7月26日（火）19：00〜
会　場：SCAI THE BATHHOUSE（JR日暮里駅南口より徒歩7分）
料　金：1000円（1ドリンク）要予約
主催：Survivart

7月のサバカンは、ゲストに白石コンテポラリーアート代表の白石正美氏を迎え、ギャラリーの運営やアートディーラーとしての活動から見た「お金とアート」の話しを中心に、皆さんとの語らいの場を設けます。
会場となるのは白石氏が運営するギャラリー、スカイ・ザ・バスハウス。モニュメンタリーな谷中の銭湯を改装して作られた7mの天井高と、自然光に恵まれる現代美術のスペースです。
白石氏はフジテレビジョン・ギャラリー勤務、東高現代美術館副館長を経て、スカイ・ザ・バスハウスを設立。日本及び海外の有力作家の個展や、パフォーマンスなど多様なジャンルを取り入れた展覧会を多数手掛けています。また、「人の心を豊かにする美術の啓蒙と発展」を目的に、1992年にスタートしたNICAF（International Contemporary Art Festival, Japan）の運営にも携わるなど、現代のアートシーンをリードするギャラリストと言えます。
是非この機会に白石氏を囲み、アートでサバイバルする術についてカンバセーションしてみませんか？ 皆さんのお越しをお待ちしています。

SCAI THE BATHHOUSE
（JR日暮里駅南口より徒歩7分）
〒110-0001
東京都台東区谷中6-1-23 http://www.scaithebathhouse.com/

■プログラム

サバイバートカンバース File.007
＜ゲスト紹介＞
白石正美（白石コンテンポラリーアート　代表）／Masami Shiraishi
1948年東京生まれ。慶應義塾大学文学部（美学美術史専攻）卒業。
「フジテレビギャラリー」取締役事業部長を経て、89年に現代美術の企画、売買を行う「株式会社白石コンテンポラリーアート」を設立。89年より3年間、「東高現代美術館」副館長を歴任。「ソル・ルウィット」「ダニエル・ビュラン」「菅木志雄」「遠藤利克」「三宅一生」「デビッド・リンチ」などの展覧会を企画、開催。92年より、「国際コンテンポラリーアートフェア-NICAF YOKOHAMA-の総合プロデュースを手掛け、アートにおけるビジネスと啓蒙の双方を視野にいれた活動を展開。同実行委員会の事務局長、副実行委員長等を歴任。以後2003年第8回まで開催。93年7月、東京・谷中に銭湯を改装したギャラリースペースSCAI THE BATHHOUSE」を開設。「中村政人」「村上隆」「太郎千恵蔵」など若手の日本作家を積極的に取り上げると共に、海外作家では「マレーヴィチ」から「ジェイムズ・リー・バイヤース」「シグマール・ポルケ」展など他多数話題の展覧会で注目を集める。
慶應義塾大学・アートマネジメント講座、非常勤務講師（1992年以降）。多摩美術大学他にてレクチャー等。東京都現代美術館、金沢21世紀美術館 作品購入評価委員を歴任。

■レポート

前半は白石氏のこれまでの活動やギャラリーの知られざる活動について、また海外のアートフェアの事例についてご説明いただきました。後半は日本における昨今のコレクターのお話やマーケットについて、参加者のみなさんの質問も交えながら伺いました。