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■2005年度

Survivart βver.003|March. 16 (wed)-20(sun) 2005
概要プログラムレポート

■サバイバートカンバース File.003 "Finding memory"/Survivart
「目盛」(榎倉康二、1984年、planB)の再制作に挑みます。
日 時:3月16日(水)〜3月20日(日)連日14:00〜22:00

■サバイバートカンバース File.003
ゲスト:田中泯氏(舞踊家)
日 時:3月20日(日)20:00〜
会 場:Live Space planB(丸の内線 中野富士見町駅徒歩7分)
料 金:1000円(1ドリンク)要予約
主催:Survivart

1984年、美術家・榎倉康二は「目盛」と題した作品をplanBにて制作しました。
作品は会期中だけ展示され、現在残っているのは当時の<記録>写真数点と時間を共有した人々の<記憶>のみです。
今月のサバイバートエキシビションでは、当時の<記録>と<記憶>を手がかりにこれまで榎倉康二を全く知らなかったメンバーで再制作を行います。
この再制作は、<記録>という網膜的な情報、実際に居合わせた人々とのコミュニケーション、<記憶>の言説の境界線上から「目盛」/榎倉康二の体制と普遍性を顕在化させることに同じ場所で挑むというワークショップです。予備知識も先入観もないメンバーは、新しい「目盛」/榎倉康二の側面を導き出せる可能性、いわば<想像>を超えた<創造>をも潜んでいます。「目盛」榎倉康二を「知っている人」と「知らない人」とのきわを繋ぎ、測る「めもり」そのものとして会場が機能することを目指します。
サバイバートカンバースでは、「目盛」の前で踊った舞踊家・田中泯氏をゲストに迎え、当時から現在に至るまでの数々のサバイバル―農業、農村、舞踊、演技―をうかがいます。
Survivartにとって当企画は、これから1年間の活動拠点となるplanBの場の記憶を探る実験です。プレ企画の最後、本格始動の直前というきわの企画。どうぞご期待下さい。

planb

Live Space planB
(丸の内線 中野富士見町駅徒歩7分)
〒164-0013
東京都中野区弥生町4-26-20
モナーク中野B1
03-3384-2051



■プログラム

サバイバートカンバース File.003
<ゲスト紹介>
田中泯/Min Tanaka
1945年東京生まれ。舞踊家 舞踊資源研究所/桃花村舞踊団/農事組合桃花村 代表
1965年 東京教育大学(現・筑波大学)在学中よりクラシック・バレエ、モダン・ダンスを学び、大学中退後、ダンサー活動を本格的に開始。土方巽と出会い、独自の舞踊を求める活動に没頭する。多国籍のダンサーによるワークショップを経た群舞から現代音楽とのコラボレーションなど、独舞・舞踏集団・コラボレーションワークを縦横無尽に行きかう創作スタイルで舞踏を拡張しつづけている。一方、1985年より山梨県白州町に拠点を移し、舞踏と並行して農業を営む「農事組合法人・桃花村」代表としての顔ももつ。地元白州にて舞踏と農業の融合を具現化した「白州・夏・フェスティバル(アートキャンプ白州)」(1988〜99)を開催。アーテイストだけでなく、観客も町内に宿泊し共同生活を送る状況は、一方向性に陥りがちなアーティスト・イン・レジデンスの枠を越えて、従来型のアートイベントにはない可能性をもたらした。シュヴァリエ勲章(フランス政府)など各受賞をはじめ、P.S.1美術館(1988、ニューヨーク)とプラハのアルハ劇場と毎年公演をする終生契約を結び、舞踏家としての世界的な評価を得る一方、映画「たそがれ清兵衛」(2004、山田洋次監督・日本アカデミー賞最優秀助演男優賞)に出演し、役者としての境地も切り開き進みつづけている。主な作品に<ゴヤ・シリーズ>「ひとさらい」、「家族からからか」、「ムンク 生命の踊り」(ノルウェー)などがある。

榎倉康二/Koji Enokura
1942年東京生まれ。美術家、東京藝術大学美術学部教授。1995年没。

 

サバイバートエキシビション File.003「Finding memory」
・「目盛」(榎倉康二、1984年、planB)の再制作に挑みます
・1984年当時の記録映像上映予定
・榎倉氏と交流のあった方々へのインタビュー映像上映
・写真家・木村功氏による白州での榎倉康二作品の写真展示
・planB通信(毎月発行)1982年〜現在までのファイル展

<インタビュー協力者(敬称略)>
榎倉充代|Mitsuyo Enokura|
榎倉康二氏の夫人

木村功|Isao Kimura|
学生時代より、田中泯氏をはじめ、榎倉康二氏の作品等を撮り続けているフォトグラファー。今回、白州での榎倉康二氏の写真を展示。

熊谷伊左子|Isako Kumagai|
東京都現代美術館にて開催中の「榎倉康二展」担当キュレーター

黒川芳信|Yoshinobu Kurokawa|
planB設立当時からの企画運営委員で、'91白州にて「干渉」と映像とのコラボレーションを企画

木幡和枝|Kazue Kobata|
planB設立メンバーで現在も企画運営委員・代表

小山穂太郎|Hotaro Koyama|
榎倉氏が東京芸大教員時代、学生として白州での美術作品展に参加

高山登|Noboru Takayama|
榎倉康二氏とは学生時代より、多くの野外展・展覧会を共に行った同士

竹田賢一|Kenichi Takeda|
1984年榎倉康二氏、田中泯氏とともに行われた「目盛」の音楽を担当

真島大栄|Daiei Majima|
'88、'89に白州にて榎倉康二氏の「干渉」製作に携わる

■レポート



表現者にとっての仕事と生活について、若き日の焼き芋屋さん体験から、現在の農村での自給自足生活、また、他の表現者とのコラボレーションについて、具体的なプロジェクトを例にお話いただきました。

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