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■2006年度

"sower of innovation―新しい方へ―"vol.3
概要プログラムレポート

特別企画Survivart Work shop
「シニアとアートと未来の形(ボランティア・プログラム)」

日時:2006年10月29日(日)午後2時〜5時
会場:埼玉県狭山市「サピオ稲荷山」
   狭山市稲荷山1-12-3 04-2953-0577
料金:1000円(当日会場にて支払い)
申込み:要予約 定員45名(先着順) 10月27日(金)申込み締切り
    狭山市教育委員会社会教育課(SSCC受講生は学科リーダーでも可)
    TEL: 04-2953-1111
主催:Survivart
共催:狭山シニア・コミュニティー・カレッジ運営委員会
   狭山シニア・コミュニティー・カレッジ同窓会
後援:埼玉県狭山市教育委員会社会教育課

アートへの扉、開いてみませんか?

シニアの皆さん、アートを通して日常生活に新しい刺激と喜びを探してみませんか? Survivart(サバイバート)はシニアの方々にアートとの関わり方、楽しみを少しでも理解して頂ければと思います。アートに関わることは決して難しいことではありません。作品を作る以外にもアーティストのパートナーなることもできます。さまざまなアートとのつきあい方をこの機会を通して見つけて下さい。
当日は第一部で、SSCCと若手のアーティスト達による作品の共同制作を、第二部ではシニアと社会とアートの関係について、話し合う場を設けます。シニアはアートへ、アートはシニアへ、新しい風を吹き込みます。皆さんのご参加を是非お待ちしております。

■プログラム

●第一部:「サバイバート・ワークショップ」
若手のアーティスト達と共に作品の共同制作をします。どなたでもできる作品制作です。何を作るかは当日までのお楽しみ!ご期待ください。

★ワークショップ・ディレクター
ヤストモ飾案(アーティスト)
<プロフィール>
2004年に山田智子、杉尾泰崇で結成。両氏とも東京芸術大学大学院在籍中から街を起点にした活動を展開。同年、茨城県取手市で行われた取手アートプロジェクトでは、活気の薄れた商店街を舞台に「福笑い街道〜店主の顔ってどんな顔?〜」を行う。店主の顔をトレースした福笑いを店の入口に展示し、客と店主との触れあいを促した。第5回深川HOーBOアートプロジェクトでは、店員とともに店の商品を用いて人形を作り店頭に展示する「深川資料館通り商店街キャラクター祭り」を開催。また、街行く人に愛あい傘をさいてもらい記念撮影を行う「39相合い傘」と、一貫して人とひととのコミニュケーションに焦点を当てた活動を積極的に行う。

□ワークショップ参加アーティスト
岩井優(アーティスト)
栗原良彰(現代美術作家)
清水智裕(平面作家)
伊藤達矢(現代美術家)

●第二部:サバイバートカンバース
アートとシニアと社会のつながりについて、意見交換や議論などを展開できる場を設けます。

★カンバセーション・コーディネーター
伊藤達矢(美術教育博士)
<プロフィール>
1975年生まれ。東京芸術大学大学院美術教育専攻修了 博士号取得。インスタレーションを中心とした制作活動を展開し、ドイツでのプロジェクト「green space」などに参加する。また、茨城県取手市で行われている「取手アートプロジェクト」では中心的なメンバーとして活動し、地域社会とアートをつなげる実践に取り組んでいる。

■レポート

会場にはたくさんの参加者のみなさんにお集まり頂き、スタッフの慌て振りをよそに、終始なごやかな雰囲気のなか、スタッフ共々楽しいひとときをすごすことができました。今回、ご協力いただきました、狭山シニア・コミュニティー・カレッジ運営委員会(SSCC)のみなんをはじめ、来場者のみなさん本当にありがとうございました! そして今回は、Survivart発のインターンシップ参加者による企画出しから始まったものでした。最終的に参加できたインターン生は数名のみでしたが、私たちも色々と学ぶことができました。ぜひ、今後に繋げていきたいと思います!本当にお疲れ様でした!

ワークショップ・ディレクター、ヤストモ飾案のお二人。トモちゃんの頭には狭山でこしらえたかんざし(おせんべい+狭山茶)が。この日の内容は、題して「わたくし版グッズ」。空想と妄想で参加者オリジナルのグッズ箱を作るというものでした。
まずは箱を組み立てるところからスタート。みなさん、回りのお友達とおしゃべりしながら教えあったり、スタッフのアシストを受けてなんなく完成。
つづいて、グッズの商品名を考えたり、写真を撮ったり、箱の側面に絵を描いたり...。とにかくみなさん楽しげでスタッフも思わず笑顔の連続。

こちらの心配をよそに、みなさん思いっきり個性的な色使いや構成で、どんどん絵を描いておられました。

最後に写真と商品名の紙を貼り、まもなく完成!

みなさん、他の方達の作品も気になってきたご様子。お互いに自分の作品について、質問したり褒め合ったり。しかし私の目からみてもかなり斬新な作品が多数あり、恐れ入りました。
作品の一部です。制作時の参加者のみなさんのお顔をアップできないのが、本当に残念!参加者の中には、この箱に何かを詰めて、来春小学校に入学するお孫さんにプレゼントするんです、とおっしゃっていた方もおられ、スタッフもなんだかとても嬉しい気持ちにさせていただきました。

第二部は、Survivartスタッフの伊藤による、「アートってなんなの?」をテーマとしたトークを開催。若干わかりづらい部分もありましたが、具体的な作品の写真をご覧になるとみなさんから色々な反応があり、一安心でした。
今回、参加していただいたことをきっかけに、現代美術がなんなのか、よくわからないけどなんだか楽しいな、と思って頂けたり、今度ちょっと展覧回でも見に行ってみるか、と思って頂けたら幸いです。

■インターンシップ参加者の一言

参加者・Hさん(学生)
インターンに参加して、貴重な経験が多く出来たと思います。特にブレストは刺激的でした。自分の知らないアート業界の実情が垣間見られるようで、とても興味深かったです。実施されたイベントも盛況で、シニアの皆さん一人一人が本当にイキイキされていて、素晴らしかったです。
最後に、私の拙い意見にも熱心に耳を傾けていただいたスタッフの皆さんに深く感謝しています。ありがとうございました。

 

参加者・Sさん(学生)
予想以上に有意義でした。ワークショップの内容が結構発想力を求められるものだっただけに、ついてきてくれるかどうか不安でしたが、シニアの方々が大変意欲的だったことに驚かされました。
今回収穫だったことは企画の立て方です。いい考えが降って湧くのをただ待つのではなく、段階を踏んでアイデアを企画に練り上げていくプロセスは大変参考になりました。

 

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